Columnコラム

領収書の整理方法と確定申告のコツ 〜整理収納アドバイザーが教えるストレスゼロの書類管理術〜

「確定申告が近づいてきたけれど、領収書がバラバラで手がつけられない」「毎年ギリギリで慌ててしまう」——そんな声を、書類整理の現場ではよく耳にします。
領収書やレシートは、日々の支出を記録する大切な証拠書類ですが、きちんと整理していないと確定申告の時期には大きなストレスに。

本コラムでは、「領収書の整理方法」「確定申告」をキーワードに、今すぐ実践できる整理術と、「書類整理のプロによるサービス」の活用法をご紹介します。煩雑な経理業務に悩む個人事業主やフリーランスの方、そして法人経営者の方にも役立つ情報をお届けします。

なぜ領収書の整理が重要なのか?

確定申告の時期になると、多くの人が慌てて領収書をかき集め始めます。

「どこに置いたっけ?」「これは今年分?」と、手間取るうちに時間は過ぎ、申告の締切が目前に――そんな経験はありませんか?

領収書の整理は、単に書類をきれいに整えるだけの作業ではありません。正確な経費管理・スムーズな確定申告・税務リスクの回避など、ビジネスにも暮らしにも直結する重要なステップなのです。ここでは、領収書をきちんと整理しておくことがどれほど大きな意味を持つのか、3つのポイントから見ていきましょう。

1. 経費の漏れを防げる
領収書が整理されていないと、申告漏れにつながる恐れがあります。経費計上が正確でないと、本来還付されるべき税金を余分に支払ってしまう可能性も。

2. 万が一の税務調査にも安心
税務署の調査では、領収書の保存状態もチェックされます。整理整頓されていれば、信頼性の高い帳簿と判断され、余計な指摘を受けにくくなります。

3. 時間の節約と精神的な安心
探し物の時間を減らし、確定申告の準備にかける時間を大幅に削減できます。「あの書類どこだっけ?」と焦る日々から卒業しましょう。

領収書整理の基本ステップ

「領収書を整理しよう」と思っても、どこから手をつければいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。やみくもにファイルに入れるだけでは、あとで集計や確認をする時に手間がかかってしまいます。
大切なのは、日々の小さな習慣と、ルールに基づいた仕分けの仕組みを整えること。
ここでは、初心者でも取り組みやすく、確定申告にも役立つ「領収書整理の基本ステップ」を、順を追ってご紹介します。

ステップ1:保管場所を決める

まずは「領収書の仮置き場」を明確にします。財布の中にずっと入れっぱなしにせず、帰宅・帰社したらすぐに1つのボックスや封筒に集めるクセをつけましょう。

ステップ2:日付順・分類ごとに仕分け

月ごと・カテゴリ(交通費、交際費、消耗品など)ごとに仕分けをしておくと、後から集計しやすくなります。

ステップ3:紙の領収書はクリアファイルやスキャンで管理

紙のまま保管する場合は、100均でも手に入る月別インデックス付きのクリアファイルなどが便利です。また、個別フォルダ+ファイルボックスを使った、バーチカルファイリングもおすすめです。 領収書だけではなく、頻繁に出し入れする業務資料などの保管にも適しています。領収書のスキャンについては、次の項目で確認していきましょう。

電子帳簿保存法とスキャンした領収書について

2022年から本格施行された「電子帳簿保存法」により、電子的に授受した請求書や領収書は、データでの保存が義務化されました。
また、紙の領収書やレシートは条件がありますが、スキャナ保存要件を満たせば電子データでの保存が認められます。そのため、スキャナ保存やクラウド会計ソフトとの連携も重要になります。
電子保存で求められる主な要件(スキャナ保存)は以下の3つ。

・真実性の確保:タイムスタンプの付与/訂正・削除の履歴管理など

・可視性の確保:モニターで表示できる/プリントアウト可能であること

・検索性の確保:日付・金額・取引先などで検索できる状態にする

この要件をクリアすれば、領収書はすぐに破棄して問題ありません。しかし、要件どおりスキャンが上手くいかなかったなど何かしらのトラブルが発生しないとも限りません。その場合は、「正式な証憑」として認められなくなってしまいます。その年の確定申告が済むまでは、スキャンした領収書の原本を保管しておくことをおすすめします。

 確定申告に向けたスケジュール感を持とう

確定申告の準備にとりかかるのが遅くなればなるほど、慌ただしさとミスのリスクは高まります。領収書や必要書類の整理、経費の集計、会計ソフトへの入力、税理士とのやり取りなど、やるべきことは意外と多いものです。
だからこそ、スケジュール感を持って、段階的に準備を進めることが成功のカギです。
年末から確定申告提出までの流れを、整理の観点からざっとでもつかんでおきましょう。

年末〜1月:領収書の一時整理
前年度の領収書を月別に分け、合計金額を算出しておくと安心です。

2月上旬:必要書類の確認
控除証明書(生命保険料控除・地震保険など)、マイナンバー、口座情報の確認もお忘れなく。

2月中旬〜3月中旬:確定申告提出
提出前に最終チェック!整理が済んでいれば、スムーズに提出できます。

領収書整理が苦手な方にこそ使ってほしいプロの手

「領収書整理が大切なのはわかっているけれど、どうしても手がつけられない」「時間がない」「やり方がわからない」「やってもすぐにリバウンドしてしまう」
そんな悩みを抱えている方は、実はとても多く、一人で抱え込んでいると、領収書の山は増える一方です。
そんな時こそ頼りにしてほしいのが、書類整理のプロによるサポート。領収書をはじめとした書類整理の知識と実績を持つ専門家が、あなたの代わりに「確定申告の最初の一歩」を手伝ってくれます。

 ハート・コードの書類整理サービスとは?

株式会社ハート・コードの提供する書類整理サービスは、確定申告をはじめとした「紙の整理・管理」にお悩みの方に向けたサポートです。

特徴①:現場経験豊富なスタッフが対応
領収書をはじめ、各種業務書類など書類整理を数多く経験してきたスタッフが、あなたに合った整理方法を提案・実施します。

特徴②:単発から継続サポートまで対応
「今年の確定申告だけなんとかしたい」という方から、「これを機に根本的に書類管理を改善したい」という方にも対応できます。

特徴③:デジタル化の相談もOK
電子帳簿保存法対応を視野に入れた、デジタル管理の導入アドバイスもご相談下さい。

実際の利用者の声

書類整理サービスは、まだまだ「人に頼むのは恥ずかしい」「自分でなんとかすべき」と思われがちです。しかし、実際には、毎年確定申告に追われていた個人事業主の方や、書類が片付かず業務効率に悩んでいた方々が、プロの手を借りて劇的な変化を実感しています。
ここでは、ハート・コードの書類整理サービスを実際にご利用いただいたお客様のリアルな声をご紹介します。同じようなお悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。

> 「毎年、領収書の整理に数日かかっていましたが、ハート・コードさんにお願いしてからは、数時間で完了。書類整理の仕組づくりをしてもらったおかげで、時間と心の余裕ができました」(40代・個人事業主)

「1年分の領収書を一気に整理してもらえて、心からホッとしました。領収書の山を見るたびにため息をついていましたが、スタッフの方が手際よく仕分け・分類してくれて驚きました。」(30代・フリーランス)

こんな方におすすめ

書類整理サービスは、忙しい毎日を過ごす中で“本当にやるべきこと”に集中したい方の強い味方です。以下のような方には、特におすすめです。

・領収書の整理が苦手で後回しにしてしまう方
・毎年の確定申告が苦痛な方
・紙の山に囲まれて生活や仕事の効率が落ちている方
・電子帳簿保存法対応に不安がある方

心当たりがあるという方は、ぜひ一度、ハート・コードにご相談ください。

まとめ:確定申告は「領収書整理」で9割決まる

確定申告の準備をスムーズに進めるためには、日々の領収書整理が不可欠です。しかし、それを1人でやろうとすると、時間も手間もかかりがち。だからこそ、専門家の手を借りて、確実かつ効率的に管理することが、これからの時代の賢い選択です。
ハート・コードの書類整理サービスは、ただの「お片付け代行」ではありません。あなたの暮らしや働き方を整え、「本当にやるべきことに集中できる環境」をつくるためのパートナーです。あなたの「確定申告が楽になる未来」を、いっしょに叶えましょう。まずはお気軽にご相談ください。

 

 

投稿者プロフィール

有賀照枝

株式会社ハート・コード代表
・ハウスクリーニング技能士
・整理収納アドバイザー
・整理収納コンサルタント
・整理収納アドバイザー2級認定講師
・整理収納アカデミアマスター
・オフィス環境診断士
・ファイリングデザイナー検定1級
・電子ファイリング検定A級

 

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