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高齢者のキッチン収納のコツを解説!台所を安全・快適にするために

歳を重ねると、これまでは使いづらさを感じなかったキッチンもどこか使いづらさを感じるようになってくるでしょう。火を使い、刃物も使うキッチンは、きちんと整えないままで使っていると、実はとても危険な空間です。ご高齢の方でも、安全に快適にキッチンで調理するためにはどうしたらいいのか。
今回は、高齢者のキッチン収納のコツについて解説していきます。

高齢者にとって理想のキッチンとは?

高齢者にとって、理想のキッチンというのはどのようなキッチンなのでしょうか?
歳を重ねると、これまで簡単に取ることができていた位置のものも取りづらくなったり、少しの段差でもつまずきやすくなります。また、体力も落ち、長時間立って作業することも難しくなるでしょう。
キッチンは、包丁などの刃物類やコンロなどの火が出るアイテムがあるなど、様々な危険がひそんでいる場所でもあります。キッチンにおいて、まず、何よりも優先すべきことは、「安全に過ごすことができる」ということ。なるべく床にはものを置かず、すっきりとさせておくことが大切です。コンロ回りをはじめとする調理スペースも広くあけておくようにしましょう。

また、「無駄な動きをせずに、無理なく調理をすることができる」ということも重要なポイントです。吊戸棚などの高い位置の収納や床下収納などの低い位置の収納は、腕を伸ばしたり、かがんだりしての出し入れが必要となってしまい、身体への負担が大きくなってしまいます。なるべく、身体の姿勢を変えずに出し入れできるような場所に必要なものを収納するのがよいでしょう。
安全性が高く、快適なキッチン。それが、高齢者にとって理想のキッチンと言えるでしょう。

高齢者のキッチン収納のコツ

それでは、安全性が高く、快適なキッチンに整えるためにはどのようにものを収納していけばよいのでしょうか?

よく使うアイテムは取り出しやすい位置に集約する

キッチンで使うアイテムは、アイテムの種類ごとに収納することが一般的です。しかし、ご高齢の方のキッチンでは、アイテムの種類に関わらず、よく使うものを姿勢を変えずに取り出すことができる位置に集約することがおすすめです。
例えば、食事の時に使う食器やお箸、カップ類などを棚の同じスペースにまとめて収納すると、キッチン内を行ったり来たりせずに出し入れすることができ、無駄な動きをすることなく必要なものを取り出すことができます。
ご高齢の方の使いやすい高さは、その人の目の高さから腰のあたりにかけての高さ。よく使うものは立ったまま、さっと出し入れすることができる高さに収納するようにしましょう。

「見える化」する

調味料などを入れている容器が中に何が入っているのか確認できないものであると、今その調味料があるのかどうかがわからず、重複して買ってきてしまうことも。調味料などを入れておく容器は透明や半透明などの、中に入っているものを確認しやすいものにしましょう。
また、キッチンツールもしまい込まず、すぐ手を伸ばせば取ることができる場所にまとめて立てておくなどして「見える化」すると、迷わず使いたいものを使うことができます。お鍋などもなるべく一目で何があるかわかるように厳選して、収納スペースにたくさん詰め込むということはしないようにしましょう。

段差をなくす

歳を重ねるとこれまでのように身体が動かなくなったり、可動域が狭まったりして、少しの段差でも使いづらさを感じるようになります。つまづいたりしない様に、床にはものを置かず、足元は広くあけておくようにしましょう。
また、調理スペースや配膳スペースに段差があると、調理の際や盛り付けの際などに、安定して作業できなかったり、食品をこぼしやすくなります。特に、包丁を使う調理スペースや火を使うコンロ脇は手元がおぼつかないと危険です。なるべく調理スペースや配膳スペースは段差がなく平な空間を確保するようにしましょう。

キッチンの収納整理を依頼するなら

キッチンを片付けて、使いやすく収納を変えていく。この作業には多大な労力と時間がかかります。ご高齢の方ご自身だけで行なうことは、とても難しいことです。ご家族に頼みたくても、お忙しくてなかなか頼めなかったり、遠方に住んでいたり…。頼みづらいということもあるでしょう。
そんな時に力になるのが、お片付けのプロです。お片付けのプロである整理収納アドバイザーに依頼すれば、どのように片付ければ、ご高齢の方が無理なく安全に調理できるキッチンに整えることができるのかのアドバイスをしてくれます。もちろん、お片付けの実作業も行なってくれるので、お一人暮らしの方でも安心です。

・ハート・コードのお片付けサービス

弊社ハート・コードはスタッフ全員お片付けのプロである整理収納アドバイザーの会社。お片付け業界では数少ない法人で、サービス提供実績は10年以上。確かな実績とスタッフの層の厚さから、安心してご依頼いただけます。
また、スタッフ全員、お片付けのプロであることに加えて、お掃除のプロでもあるため、家事に広く精通しております。ご高齢のお客様へのサポート実績も豊富なため、どのように整えれば安全な、そして、快適なキッチンに整えることができるのかも的確にご提案することが可能です。

高齢者の家のキッチンを安全・快適にするために

歳を重ねても、安全に快適にキッチンで調理を楽しんでいただきたい。そのためには、これまでと同じ収納では使いづらさが生じてしまいます。ご高齢の方が使いやすい収納に整えることで、安全に快適なキッチンに。無理なく楽しく調理をすることができるようになりますよ。
もしも、ご自分やご家族だけで整えることが難しい。そう感じた時はぜひともハート・コードにご相談を!確かなプロのノウハウで、安全で快適なキッチンに整えていきます。ご連絡お待ちしております。

 

  •  記事監修:有賀照枝(整理収納アドバイザー、整理収納コンサルタント) 

 

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