Columnコラム

暮らしづらさ解消!高齢者が快適に暮らすためのポイントを紹介

長年暮らしてきた自宅が、なぜだかこの頃暮らしづらい。そんなお悩みはないでしょうか?
歳を重ねていくと、身体的にも生活的にも変化が生まれます。それまでは使いやすかった収納や家具配置が使いづらく感じたり、生活に合わなくなったりして、暮らしづらさが生じることも。

どこを改善すれば快適に暮らせるようになるのか、どうすれば暮らしにフィットしたおうちに整えることができるのか。
今回は高齢者が快適に暮らすためのポイントを解説していきます。

暮らしづらさはどこから生まれる?

若い頃は不便さを感じることなく生活できていたのに、この頃は暮らしづらい。その「暮らしづらさ」はどこから生まれるのでしょうか?

・腕を上げる、かがむという動作が困難になる
歳を重ねると、力が弱くなり、腕の上げ下げも困難になってきます。また、膝などに不調が生じ、かがんだり、下に落ちたモノを拾うという動作が難しくなる場合も。
そのため、高いところに収納したモノを取ることや、かがんでの動作が必要な場所への出し入れは、暮らしづらさを引き起こします。

・歩行が困難になる
歩けないとまではいかなくても、歳を重ねると足元がこれまでよりはおぼつかなくなり、転倒しやすくなります。
家具によって歩く場所が狭まっていたり、床にモノが置かれている状態だと、歩きづらく転倒のリスクが高まります。カーペットの端のちょっとした段差につまづいてしまうことも。意外と自宅内でも転倒のリスクがあるので注意が必要です。

・体力が落ちる
若い頃は苦も無く家中を動き回ることができていたけれど、歳を重ねると体力が落ちて動くのが億劫になってしまいます。そのため、生活に必要なモノが自宅内のあちらこちらに点在している状態であると、移動するだけでも疲れてしまいます。

・生活範囲が狭まる
これまでは仕事に育児に家事に…と自宅内での暮らしだけでなく、外に出るための動線をも考えて自宅を整える必要がありました。しかし、歳を重ねて自宅で過ごす時間が長くなると、これまでよりも生活範囲が狭まります。外へ出ることが前提で整えられていた生活動線では、今の暮らしにはフィットせず、暮らしづらさを感じるようになってしまいます。

このように歳を重ねることにより、身体面でも、行動面でも大きな変化が生まれます。これまでと同じ収納や生活動線のままであることによって「暮らしづらさ」が生まれてしまうのです。

暮らしづらさを解消するには?

それでは、「暮らしづらさ」を解消するにはどうしたらよいでしょうか?
この項目では、暮らしやすく整えるポイントをご紹介いたします。

・高いところの収納や床下収納は使わない
先の項目でも触れましたように腕を上げる動作やかがむ動作は困難になります。押入れの天袋などの高い場所の収納や、床下収納などのかがんで取り出さなくてはならない収納は、出し入れに大きな負担がかかります。
たまにしか使わないモノでも高い場所や床下収納に入れるのではなく押入れの上段に入れるなど、身体に負担がかからず、安全に無理なく出し入れできる位置に収納するようにしましょう。

・開け閉めしやすい収納用品に替える
歳を重ねると、どうしても手や腕の力が弱くなってしまいます。その結果、これまで難なく開け閉めができていた重い引き出しや開閉に力のいる扉は使いづらく感じるように。指先の力も弱くなるので、ケースのふたなどが開けづらくなる場合もあります。
プラスチック製の衣装ケースなど軽い力で開け閉めできるアイテムや、ふたのないカゴなどを利用した放り込み収納にするとモノの出し入れがしやすくなります。

・中の見える収納用品を使い、ラベリングをする
中の見えない引き出しや戸棚は、何を収納しているのかが一見してわからず、しまっていたモノの存在を忘れかねません。そのため、収納用品は中の見える透明や半透明のものを使うのがおすすめです。
また、収納用品には何が入れてあるのかをラベリングするようにしましょう。ご自身だけでなく、ご家族や介護ヘルパーなどの第三者が必要なモノを探す際にもわかりやすく、スムーズにサポートを受けることができます。

・よく使うモノは身の回りに集約する
歳を重ねると、どうしても動くのが億劫になりがちです。それなのに家中によく使うモノが点在していると、使う度に取りに行かなくてはならず、戻すことも面倒になってしまいます。その結果、部屋が散らかってしまう…ということにもなりかねません。
よく使うモノは身の回りに集約して、使いやすい場所に収納するようにしましょう。

元気に動けるうちに見直すコトがおすすめ !

自宅を暮らしにフィットするように見直すのは、体力的にも精神的にも負担が大きいものです。元気に動けるうちにご自宅内の収納や生活動線を見直すことがおすすめです。元気なうちに暮らしづらさを解消することで、無理なく安全に生活を送ることができるようになり、転倒などのリスクが軽減します。

また、元気なうちにご自宅内を整えておくことで、もしも将来的に介護サービスなどを受けることになった時にも、第三者が必要なモノがどこにあるのかがわかりやすく、サポートする側にとってもサポートを受けるご自身にとっても安心です。

もしも、ご自身やご家族で整えるのが難しい場合は

ご自宅内を自分で片付けることは大変な労力と時間がかかります。ご高齢の方ご自身だけで行なうことは大変です。ご家族に手伝ってもらいたくても離れて暮らしていたり、お忙しかったりして難しいこともあるかと思います。

そのような時には、お片付けのプロである整理収納アドバイザーに頼ることがおすすめです!
暮らしのお困りごとを丁寧にお聴き取りし、どのように収納を整えれば暮らしづらさを解消し快適に安全に過ごせるのかをご提案。更には、ご自宅を整える実作業も担ってくれます。

お片付けのご相談はハート・コードへ

弊社ハート・コードでも、ご高齢の方を対象としたお片付けサービスを行なっております。
ハート・コードは、お片付け業界では数少ない法人となっております。スタッフも多数在籍、層が厚いのが特徴です。サービス提供実績も10年以上。安心してお任せいただけます。

・「おうち一軒丸ごと」でも、「一部屋だけ」でもご対応します
お一人暮らしの方やご高齢のご夫婦のみの世帯などの「おうち一軒まるごと」のお片付けも、ご家族と同居されている場合やケア付きマンションにお住まいの場合などの「一部屋だけ」のお片付けも、どちらも対応しております。
「おうち一軒丸ごと」の場合は複数名のスタッフで、「一部屋だけ」の場合はスタッフ一名(ご希望や状況によっては複数名)でのお伺いを致します。お気軽にご相談ください。

・プロがてきぱきお片付けいたします
ご自身で片付けをするのは体力的に難しい。そんな場合も大丈夫!
プロがてきぱきとお片付けの実作業を行ないます。もちろん、いるモノ・いらないモノの判断はお客様にしていただくので勝手に捨てるということはありません。安心してお任せください。

・お片付けのその後もサポートいたします
スタッフは全員、お片付けのプロであると同時に、お掃除のプロでお掃除サービス提供者です。お片付けのその後も、暮らしやすさをキープするために「家事代行」という形で快適な暮らしのサポートを行なうことが可能です。

暮らしづらさを解消して、快適な暮らしを!

どうしても歳を重ねると、これまでの収納や家具配置では暮らしづらさが生まれてきてしまいます。「なんだか暮らしづらい」そう感じたら、おうちの中を見直すチャンス、です。
安全に楽しく快適に過ごすために、負担なく出し入れできる収納・無理なく暮らせる生活動線に整えましょう。
お困りの際は、ぜひ一度ハート・コードへご相談ください。お待ちしております。

 

  •  記事監修:有賀照枝(整理収納アドバイザー、整理収納コンサルタント) 

 

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